錆びた脂とも言える市販牛乳も乾癬悪化を招く

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酸化の進んだ食べ物は油だけではありません、市販の牛乳もその代表です。加工前の牛乳には体に必要な成分が多く含まれていおり、その中には酵素もあります。しかし、市販の牛乳にするためにそれらの良い成分は全て失われてしまいます。

牛乳が作られる過程は、搾乳した牛のお乳をタンクに集めて脂肪の粒を均等化します。脂肪球は均等化しないでそのままにすると、分離してしまいますから脂肪球をつぶして細かく均等化する必要があります。しかし、この均等化の過程で脂肪は酸素と結合して過酸化脂質となります。

均等化された牛乳は低温、高温、超高温で殺菌処理されます。超高温殺菌は短時間で行われますが、この処理によって栄養素の多くは破壊されてしまいます。特に酵素は熱に弱く短時間であっても破壊をまぬがれることはありません。

超高温になることで過酸化脂質の量が増加し、タンパク質は熱によって変質します。例えば卵を茹ですぎると黄身はボロボロになってしまいますが、同じことが牛乳のタンパク質でも起こってしまします。このような処理が行われる日本の牛乳は、体に必要な栄養素が失われるだけでなく、乾癬を悪化させる毒素に変ってしまうのです。

ところが日本ではこの牛乳は健康に良いとして、学校給食によって子供のころから何年間も飲み始め、大人になっても摂取し続ける機会があります。過酸化脂質を大量に直接摂取することは活性酸素を体内に取り込むことに等しく、まさに「錆びた脂」と言えるのが市販牛乳なのです。

子牛の飲み物を人間が継続的に飲むことの異常

そもそも牛乳の本分は子牛のためにあります。人間が飲むためのものではありません、含まれている成分は母乳と同じものもありますが、決定的に違うのはその質と量です。牛乳に含まれているカイゼンというタンパク質は、人間の消化器官では消化しにくく、抗酸化物質であるラクトフェリンの量も牛乳の方が少なく胃酸に弱いことから、子供であれば消化されないケースもありますが、大人になれば胃酸で分解されてしまいます。

他の哺乳類は子供だけが飲むものを人間は大人になっても飲むわけですが、生物学的に見てもそのようなことは人間のみが意図的に行っています。また、日本人には牛乳に含まれている乳糖を分解するラクターゼ酵素が相対的に少ないことがわかっています。赤ちゃんの時はこのラクターゼが十分に存在しているので、母乳に含まれる乳糖も分解することができますが、大人になるとラクターゼは減少していき、分解に必要なだけの量が確保できていません。

牛乳を飲むとお腹を下す人が多いのは、乳糖を分解できていないからです。日本人の85%はラクターゼが不足していると言われています。大人になってラクターゼが減少するということは、乳糖を分解する必要がなく、つまり母乳を含む牛乳などを摂取することを体が想定していないからでしょう。

どうしても牛乳が飲みたいという人は、低温殺菌のみを行った牛乳を回数を減らして飲むようにしてください。そしてお腹を壊しやすい人や牛乳が嫌いな人は無理に飲まないようにしましょう。