乾癬に最悪の油!マーガリンは油の中でも「毒」の代名詞

ma-garinn

酸化が進みやすい食べ物の代表は「油」です。油には様々な種類がありますが、人工的に抽出したものを食用油として使っています。昔は圧搾法という圧力をかけて抽出するのが一般的でしたが、今は溶剤抽出法という溶剤を使った方法で化学的に抽出しています。この方法は効率がよく変質しにくいことがメリットですが、副産物としてトランス脂肪酸が含まれた油に変化することがわかっています。

このトランス脂肪酸は自然界には存在せず、乾癬・アトピー性皮膚炎・アレルギー疾患、悪玉コレステロールの増加、ガン、高血圧、心臓疾患、など完治が難しい疾患の原因になると言われています。統計的にもそのような結果を得られています。欧米ではトランス脂肪酸について厳しい規制が設けられていますが、日本では残念ながら具体的な規制は行われていません。

油の中でもトランス脂肪酸が大量に含まれているのは「マーガリン」です。動物性脂肪のバターより植物性のマーガリンの方が体にいいと思っているかも知れません。しかし、それは大きな間違いでトランス脂肪酸はマーガリンに多量に含まれています。植物油の多くは常温で液体ですが、マーガリンは化学的に変性させて常温で個体化しています。それは水素を添加して不飽和脂肪酸が飽和脂肪酸に変化しているからです。同じくお菓子をはじめとする加工食品に多く使われている「ショートニング」、「ファットスプレッド」も同じようにトランス脂肪酸と飽和脂肪酸が多く含まれた油で、フライドポテトなどにも多く含まれています。

先進国でマーガリンを平気で食べている国は日本ぐらいなものです。もし自宅にマーガリンがあれば、今すぐ捨てた方が良いと言い切れますし、ファストフードや油を含むお菓子が体に悪いとされる理由はこのためです。

日本人の胃腸は油に弱い

昔の日本では油を使った調理法はありませんでした。油を使った調理法が日本に伝来したのは「安土桃山時代」のことですが、庶民の間で油を使った天ぷらなどの料理が作られるようになったのは後の江戸時代後期です。逆に欧米人は大昔からオリーブオイルなどを使っており6千年以上の歴史があります。

このように油に対する歴史の違いは、そのまま油を消化するシステムとして遺伝子に組み込まれていくことになります。日本人は遺伝的にも油を消化分解する能力は遺伝的に欠落しています。そのため、欧米人と同じだけの油を摂取しても日本人だけが膵炎になるリスクが高くなるとの調査結果もあります。

週に2,3回のレベルで油を使った食べ物を食べている場合は要注意です。植物性だから安心という考え方は間違っています、植物性油の多くにはトランス脂肪酸が含まれていますから膵炎以外にもアトピー、乾癬、アレルギーなど厄介な病気になる可能性もあります。

注意すべきは油を使った食事の回数を減らすことです。月に1度ぐらいのペースに減らすことができれば膵炎などのリスクを減らせます。回数をそこまで減らすことができないという人は1回あたりの食事量を減らしてみましょう。あとは咀嚼する回数を増やして唾液でトランス脂肪酸を中和しましょう。すべてのトランス脂肪酸を中和できるわけではないので、酵素を多く含んだ食事を同時に摂取することを忘れないでください。あと、作ってから時間の経過した揚げ物料理は食べてはいけません、過酸化脂質の塊で、体内で活性酸素を生み出す原因になってしまいます。

必須脂肪酸の正しい摂取法

油の主成分は脂肪酸ですが、大きく分けると「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」になります。不飽和脂肪酸は体に必要な善玉脂肪酸で体の機能を維持するために必要で、必須脂肪酸とも言われています。リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸などがあり、食べ物から摂取することになります。

スプーン一杯のオリーブオイルを毎日飲むことが健康になるとして流行しましたが、卵巣がんになるリスクはあるとして下火になりました。オリーブオイルは体に良いのは間違いありませんが、人工的に作った油は酸化しやすいので、そのまま飲むのはやはりおすすめできません。

必須脂肪酸の正しい摂取法は魚からの直接摂取です。青魚にはDHA、EPAなどの良質な脂肪酸が含まれているので、油を直接飲まなくても自然の食べ物から摂取することはできます。注意点としては油を使って調理せずに酸化しないように蒸すなどして食べることです。

なおビタミンAを摂取するには油で調理した方が良いとされています。それはビタミンAが脂溶性で油に溶けやすいからですが、必ずしも油がなければいけないわけではありません。ビタミンAの吸収に必要な油はごく少量のため、大豆やゴマなど脂肪分を含む食べ物と一緒に摂取するだけで十分吸収できます。

人工的に作り出された油を使うのではなく、脂肪分を含む食べ物をそのまま摂取することで必要量を補うことができます。そうすることが最も安全で効率よく体に負担をかけずに摂取する正しい方法なのです。