人間の身体は眠ると体内酵素の保有量がリカバリーされます。というと、寝ている間に酵素が作られるのか?と考えるかもしれません。しかし、起きている時でも、酵素は作られています。決して睡眠中だけに限ったことではないのです。
では、なぜ睡眠中に酵素が回復するのか?これは起きている最中の行動に理由があります。起きているときには、暴飲暴食をしてしまったりして酵素を消耗してしまうことが多いです。しかし睡眠中はこうした激しい酵素の消耗がなくなるので酵素を補給することができるのです。勿論寝ている間にも酵素は消費されますがそれほど大きく消費されるわけではないので生産量が上回るのです。
私たちの身体は微生物と共生しています。彼らが働いてくれなければ、私たちは生命を維持することはできないのです。そしてどんな微生物が住んでいるのか、これは体調や環境によって変化します。
私たちの身体は酵素を作りますが、この微生物も酵素を作るのです。よい食品を食べて、よい水を飲んでいれば腸内環境が整います。そして酵素もより効率よく生産されるようになるのです。
眠ると言うのは酵素の生産量が増えるだけではなく質の高い酵素を作ることにもなります。
眠ると言うのは疲労を回復させて脳を休ませるだけではないのです。何日も徹夜や睡眠不足が続いてしまうと、乾癬が悪化する可能性が高まります。これは酵素の生産量が落ちたことにも起因していると考えらえます。