水分不足は乾癬を悪化させる

suibunnhusoku

健康診断の定番と言えば尿検査です。尿検査で求められるのは、朝いちばんに排せつされた尿です。

なぜ、朝いちばんに排せつされた尿でなければいけないのか?これは一日のうちで一番「濃い」からです。

尿には体の中でどんなことが起きているのか?手掛かりになる情報がたくさん含まれています。しかし尿の成分の90~95%は水分です。検査をするときに少しでも色々な情報を手に入れたいと思うと、水分が最も少なくなる朝いちばんの尿が望ましいのです。

通常、健康な場合には尿の色は透明なごく淡い黄色をしていますが、朝いちばんの尿に限っては濃いめの黄色をしています。これは濃度が高いからなのです。普段から尿の色が濃いと言う人は、体内の水分量が不足している証拠です。水分を多く摂取するように心掛けてください。

特にお年寄りや赤ちゃんは水分が不足しやすいです。意識的に水分を補給しなくてはいけません。大人は多少水分が不足しても体内で水分量を調節することができます。しかし赤ちゃんは自分から水を飲むことができません。水を飲みたいと訴えることもできません。ですから知らず知らずのうちに水分が不足してしまっていることがあります。

特に注意が必要なのが粉ミルクで育児をしているケースです。粉ミルクは牛乳がベースですから、動物由来の食べ物ということになります。安全性はかなり高く作られている粉ミルクですが、どうしても酸性に傾いてしまうのです。

また、脱水はヒスタミンを増やして乾癬を悪化させるということも明らかになっています。ヒスタミンは体に入った悪いものを体外に出すために放出される信号伝達物質なのですが、過剰に分泌されてしまうとチクチクとした痒みの原因になります。

ヒスタミンは免疫系の伝達物質で、なぜ過剰分泌されるのかということは現代の医学では解明されていないのですが、動物実験で明らかになっていることが一つあります。それが水分摂取量が増えることでヒスタミンの生産が抑えられるということです。

明確な因果関係は明らかになっていませんが、乾癬がなかなか治らない人は水分の摂取量を意識的に増やしてみて下さい。

水と水分は違う!塩と塩分も違う!二つの違いを知ろう

あなたは毎日、きちんと体を潤していますか?水分補給はきちんとしている、という人は多いと思います。

でも「水」はどのくらい飲んでいますか?多くの人が勘違いしていることですが「水」と「水分」は別物です。コーヒー、紅茶、日本茶、ジュース、サイダーなどなどすべて「飲み物」であり「水分」ですが「水」ではありません。これがとても重要なキーワードになります。

あなたは、どのくらい毎日「水」を飲んでいますか?もしかして、全然「水」を飲んでいなかったのではないですか?朝起きたらコーヒーを飲む。食後に日本茶を飲む。おやつにジュースを飲む。では「水」は?

「水分」は摂っているけれど「水」は飲んでいない。こういう人が本当にとても多いのです。中にはまったく飲んでいないという人もいます。

スポーツドリンクを水分補給に使っているという人も多いでしょう。しかし、水以外のすべてのものは、どんなに飲んでも細胞の渇きをいやせないのです。確かに失った塩分と糖分を補給することができるスポーツドリンクは優秀ですが細胞まで潤すことはできないのです。

お茶もコーヒーも水分を含みますが、そのほかにも多くのものを含んでいます。この水分以外の不純物をろ過して解毒するために多くの体内酵素が使われます。

特に工場で作られたジュースなどには健康に役立たないばかりか、砂糖や甘味料などの添加物を含む、健康と言う面からは避けたい飲料です。自家製ジュースであっても、果物を食べるつもりで飲むのは良いのですが、水分補給を目的に飲むのはよくありません。

同じように「塩」と「塩分」も分けて考えなくてはいけません。ミネラルは人間が生きていくために欠かすことのできないものですが、食塩からは塩化ナトリウムしか摂取できません。

自然塩には塩化ナトリウムだけではなくカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄など身体に必要なミネラルがバランスよく配合されています。ですから塩を摂ることは決して体に悪いことではないのですが、塩分の摂りすぎは不健康の一因になりますから注意が必要です。