乾癬患者の肌はどこも悪くはない!肌は体の異変が最も早く現われる場所

suibunnhokyuu

肌は体のあらゆる部位の異変が最もはやく訪れる場所です。肌に炎症が現われたとき、それは皮膚が悪いわけではありません、体内のいずれかの器官が悪くなった結果、皮膚に炎症が出るのです。そしてこれにもきちんと理由があるのです。

私たちの身体の70%が水分でできているというのは誰でも知っている知識です。例えば爪。爪は一見固くて水分を含んでいないように見えますが実際には約15%が水分でできています。

水は私たちの身体に欠かすことのできないものです。なぜなら、栄養素を運んで、老廃物を排泄し、体温を調節し……様々な役割を水分が果たすからです。食べ物は数日間食べなくても死ぬことはありませんが水がないというのは人間には耐えることができないことです。

水は私たちが思っている以上に、体の隅々で利用されています。例えば気管が乾燥していると、免疫細胞が働くことができません。外部から侵入してくるウイルスや菌に対する耐性がなくなってしまいますから風邪を引きやすくなり、ひいては気管支炎や肺炎に繫がります。

しかし、いつでも常に十分な水が供給されるとは限らないため、摂取した水分は生命の維持をするうえで重要度の高い場所から順番に振り分けられるのです。

まず、最も優先的に水分が供給されるのは司令塔である脳です。脳は85%以上が水分でできていて、全身に指令を出す部分です。水は情報伝達の媒体として必要なので、水分は真っ先にここへ供給されます。水分が不足してしまうと、情報処理が遅れるだけではなく、意識障害や記憶障害が起こります。

次に肺、肝臓、腎臓などの臓器へ水分が供給され終わると骨や筋肉へ水分が補給されます。もっとも後回しにされるのが、生命維持という観点からはそれほど重要度が高くない皮膚なのです。ですから皮膚はもっとも乾燥しがちで、体の不調の兆候が表れるのもここからなのです。

喉が渇いてから水を飲むのでは遅すぎる

どんなときに、水を飲むのか?というと、喉が渇いたと思ったとき、と答える人が多いと思います。しかし「喉が渇いた」と体がサインを出しているということは、実はかなり水分が不足してしまっている状態です。

では慢性的に水分が不足してしまうと、体はどうなるのでしょうか?まず、血液が最初に不足するのは血液とリンパ液です。血液は酸素や栄養を細胞に運び、リンパ液は老廃物や古い細胞を運ぶ役割があります。血液はその90%が水分なのですが、水分が不足してしまうと比率が傾いてしまいます。これがいわゆる「血液がドロドロの状態」です。血液の濃度が濃くなり、流れが悪くなり、血圧や心拍数が上がります。目に見える影響は肌に影響がでます。肌が乾燥してシワやシミができたり、弾力がうしなわれたりしてたるみが出ます。

カラオケで歌をうたうと、のどがかすれることがあります。これも水分が不足しているシグナルです。肺や器官は水分を必要とする部分なので、呼気と汗で水分が失われると、水分が不足しているよ!とサインを送るのです。よく人前で話す機会がある人、おしゃべりが好きな人、歌をよくうたう人はその前後によく水分を摂取するようにしましょう。

ドライアイも水分不足のサインの一種です。作業に集中しているうちに、水分が不足してしまっているのです。目薬を指すのも効果はあるのですが、一般的に体の外側から行う行為は対処療法にすぎません。目が乾燥しているなと思ったら、コップに2,3杯お水を飲んで体の内側を潤します。しばらく目を閉じて待ちましょう。

大事なのは、喉が渇いてから水を飲むのではなく、定期的に水分を摂取して水分が不足する前に体に水分を補給することです。眠っている最中は水分が補給できませんから、寝る2時間前くらいに充分に水分を摂るようにするといいですね。