乾癬を悪化させる食品添加物、トランス脂肪酸の恐怖

torannsu

食品添加物を1年間に4kgも摂取している

一般的な日本人は1日に平均10gの食品添加物を摂取しているそうです。一日の食事量の中でたった10gというと、大した量じゃないと思われるかもしれません。しかしこれを年間でどのくらいになるのかと計算すると4kg近くになるのです。

これは平均値です。乾癬患者の方は、ジャンクフード、スナック菓子、インスタント食品などをよく食べる人が多いので、その1.5倍=6kgもの食品添加物を1年間で摂取していると言われています。これは非常に恐ろしい数値です。体が悲鳴を上げるのも当然の結果といえるでしょう。

食品添加物は食品の製造過程で添加されるものです。そのほとんどは化学薬品です。

特に注意が必要なのが保存料です。保存料は殺菌性が高いため、体に必要な腸内細菌を殺してしまったり、繁殖を妨害するおそれがあるからです。確かに保存料を含めて食品添加物はすべて厚生労働省が安全性を確かめて人間には害を及ぼさないと許可したものだけです。「じゃあ、安全性は確保されているんじゃないの?」と考えられる方もいるでしょう。

しかし、検査で行われているのは動物実験だけなのです。人間とは大きさも体の構造も違う動物に添加物を単体で与えてその反応を調べるというのは、本当に人間にも通用するのでしょうか?

まず、検査の期間が短すぎます。動物実験で検査されるのは28日間~90日間。長いものでも1年間しか行われません。一般的に乾癬が発症するのは偏った食事を摂り続けて5~20年が経った頃です。1年間の実験で安全だからといって、20年間、食品添加物を摂り続けても安全であるという保証はどこにもありません。

また、すべての検査は単体で行われています。その食品添加物を一つだけ与えて、経過を見るのです。しかし実際に食品添加物は一つだけで使用されることがありません。そのほかの添加物、場合によっては何種類ものと一緒に使われます。食べているときに薬を飲むこともあるでしょう。この複合使用がどんな結果につながるのか、という点は調べられていません。許可されているから安全とは言い切れないのです。

トランス脂肪酸は毒物です!絶対摂取してはいけません

アメリカではトランス脂肪酸の危険が広く認知されているので、食品成分表示でトランス脂肪酸の含有量が義務付けされています。そして一定量以上のトランス脂肪酸をふくむ食材は販売が禁止されています。

日本ではトランス脂肪酸が危険という認知が徐々に広まりつつあるも、その恐ろしさをまだまだ知らない人も多く、知らず知らずのうちに摂取している人も多いです。

トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やすと同時に善玉コレステロールを低下させてしまいます。脳の血管にも影響を与えるためアルツハイマー病やパーキンソン病を誘発するのではないかとも考えられています。また、発ガン性やアレルギー、アトピー、乾癬などの悪化要因であると言われています。

そもそもトランス脂肪酸は自然界ではほとんど存在しない物質です。自然界に存在しないものを食べる場合、その全ては毒物と思ってもらって結構です。それがなぜ、私たちが口にする食品に(日本では)大量に紛れ込んでしまっているのか?

これは、一般的に売られている植物油(サラダ油、植物油脂)が製造過程でトランス脂肪酸になってしまうからです。トランス脂肪酸は酸化しません。なぜなら、すでに過酸化脂質になってしまっているからで体内に取り込まれれば当然ですが、大量の体内酵素が解毒のために必要になります。

トランス脂肪酸はパン、揚げ物、製菓、マーガリンやショートニングなどに使われます。市販されているマーガリンやショートニングはトランス脂肪酸の塊です。植物油脂はほぼ全ての加工食品に含まれていますので乾癬患者は加工食品を食べてはいけません。3度の食事は自炊すべきでしょう。また油を使うときには、トランス脂肪酸のリスクが少ないオリーブオイルを使いましょう。

同時にトランス脂肪酸の害を防ぐ効果があるビタミンEを一緒に摂取するように心掛けることがで維持です。ビタミンEは緑黄色野菜やゴマ、アーモンドなどのナッツ類に含まれています。